一月三舟
世の中、いろんな事があり、いろんな見方がある。いろんな人間もいる。豊川市議会議員:倉橋英樹のblogです。
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未来の子供たちに遺したいもの、遺したくないもの。設楽ダムのDVDが完成
 「7世代先の子供達のことを考えて、今を生きよ」
 インディアンの言葉です。

 これまで、設楽ダム関連の記事をいくつか書いてきましたが、今回 patagonia の助成によりDVDが制作されましたので紹介します。



 もう水は必要十分なんです。
 治水効果もダムにこだわる必要は無いのです。
 残したい自然が在るのです。

 愛知県のアサリ漁獲高は全国一位。全国シェアの3割を占めています。
 その 9割が豊川(六条潟)によって、供給 されています。
 (参考・三恵水産様)

 綺麗な川を残したい。自然豊な森を残したい。恵み豊な海を残したい。
 7世代先に、借金だけは残すなんて・・・できやしない。

 インディアンの心に学ぶ政治家が必要なのだ。

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| 2010/05/15(Sat)13:18 |
| ダム建設問題 | comments(0) | trackbacks(0) |
嘘のデータを作る行政、見破らない議員
 引き続き設楽ダム問題。
 設楽ダム中止を求める活動の中で、衝撃の事実が知らされました。

 今まで、水需要を過度に大きくして水不足を言っているだけだと思っていましたが、現在の供給量までも嘘を付いていました。

 水不足の計算は普通、以下のように求められます。

 「供給水量」 - 「水需要」

 ただし、「雨」が多く降れば田畑に(貯まるので)その分の水は使わなくて済みますから

 「供給水量」 + 「雨量の影響」 - 「水需要」  

 単純に言えばこうなります。
 「需要(必要量)」よりも「供給量」が大きければ、水は余分にあるということです。

 しかし、頭の良い(?)担当行政は以下のように計算しました。

 「将来の需要」 - 「過去の需要」 !?

 しかも、「過去の需要」の部分に、降雨量の多かった昭和47年の数字を使いました
 降雨量の多い年ですから、水田には水があふれ、豊川用水から水を引くことも少なかった年です。

 (例)
 水が要らない時の需要を100トンとします。
 水が欲しい将来需要を120トンとします。
 120-100=20トン

 この水がたくさん欲しい年の需要から、あんまり水のいらない年の需要を引いて何が分かるのでしょうか?何も分かりません。無意味な計算です。

 因みに、本来の豊川水系の供給能力など数字で示すとは以下の通り。

 豊川水系の開発済み供給能力は 19,710万t/年。
 「過去の需要」で出された数字は 16,688万t/年。
 設楽ダムで新規に開発する供給量は 1,300万t/年。

 設 楽 ダ ム は 必 要 で す か ?

 この事実は、愛知県への公金支出差止訴訟(裁判)で明らかになったことです。

 言葉は悪いですが、行政は平気で嘘を付くと見ていなければ、こういうものは見抜けません。
 今回の事実も、弁護士さんが需要集計票という別のデータを見ていたときに、「あ、あの数字と同じだ」と気付けたのですが、疑いの目を持っていなければ見過ごしていたでしょう。
 

 現在いる多くの地方議員は、総与党化しており行政をチェックする機能を失っている
 豊川市議会議員からは「行政を信用できないとはどういうことだ!」「失礼だ!取り消せ!」 などといわれた記憶もあります。

 議員の仕事の第一は、行政のチェックです。これは与党も野党も関係なく、一人でも出来ること。
 
 財政破綻した夕張市を見よ。
 仕事の出来ない議員は市民の為にも早々と退場して頂きたいものです。

 そして、行政が嘘のデータを作らなくても良い情況を作り上げていかねばいけない。
 嘘のデータを作らす為に税金を払っているわけではないのだ。

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| 2010/02/07(Sun)15:30 |
| ダム建設問題 | comments(5) | trackbacks(0) |
設楽ダム建設の為に、渇水させようとしている!?
 豊川水系にある宇連ダムと大島ダム。

 基本的に宇連ダムが全ての水需要をカバーして、大島ダムは渇水時のときのみ利水するため、いつもは溜めて置くだけのダム。

 しかし、最近急に大島ダムの貯水率が一日平均マイナス1.9%となっていた。

 豊川の水資源管理所によると、水資源機構の本部から宇連ダム工事の為に大島ダムから下流域に「1.5t/s放水」するように指示が来ているという。

 しかし、大島ダムの有効貯水量は11,300,000t。一日平均1.9%減っているという事は・・・
 11,300,000×0.019(1.9%)=214,700(一日平均放水量)
 214,700÷86,400(一日の秒数)=2.48t/s

 ダム湖の水蒸発や流入量を勘案していないが、
 「1.5t/s放水しろ」という数字とかなり隔たりがある。
 元々の河川維持放水量0.4t/sを足しても数字はあわない。

 わざと多めに放水している行動が2005年の渇水時と似通っている。
 これは豊川水系に「設楽ダムが必要」と言う為の布石ではないか。

 この点を追及された豊川の水資源管理所は「(天候によって)1日の放水量が15万tだったり21万tだったりする」と弁明。

 しかし、1月19日から28日まで平均で1.9%減り続けているので弁明の信憑性に疑問があります。
 宇連ダムの貯水率推移(2010年1月)


 水資源管理所は疑問追及された為か、現在は-1.3%と放水量を減少させた。

 やはり、国民一人一人が、目を離さないことが必要だ。

 無関心が国を傾かせる。

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| 2010/01/31(Sun)19:58 |
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ご苦労さん会in設楽町
 19日土曜日、添沢温泉・雲泉閣にて、「設楽ダム不要」の運動を拡げている有志の方々で「ご苦労さん会」が行われました。

 設楽町長選挙、ダム推進派が勝利の記事にも書きましたが、私たちの推す候補は敗れてしまいました。
 最初の挨拶では、「ダム闘争はボクシングと同じで、町長選挙はまだ第4ラウンドあたり。あと8ラウンドもある。闘っていこう!」と伊奈紘さんから話があった。
 
 また、設楽ダム公金支出 差止裁判では愛知県側の反論が枝葉末節に終始して、彼らの勢いがなくなっており、今後の展開に大きな望みが出来ている事も報告されました。


 また、一番印象に残ったのは伊奈紘さんを支えた夫人の言葉。
 選挙に出る前までは、大反対をしていた夫人。それでも・・・

 「選挙に出て良かったと思います。
  色々な人が、何の得もないのに来てくれた。
  こんな人たちに出会えた事が嬉しい。」


  この言葉で、十分得した気分になってしまいました^^
  

  それでも、地域の人からはやはり奇異に見られていたのも確かなようだ。
  「変わった人ばかりいるね」なんて声が選挙中にあったと暴露された(笑


 私は夫人にこう返しました。

 「変わり者ばかりいるでしょう?
  下手な動物園よりも面白いと思いますよ。」


 そして、集まった26人の人たちを見て 

 「自分の得だと思ってやるような政治家は要らないんです。
  そういう政治家が多いですけど
  伊奈さんを含めてまだまだ捨てたもんじゃないですよね。」



 本当にそう思った。
 今は、山あいの小さな旅館を賑やかにする程度の「力」しか我々にはないかもしれない。

 けれどきっとこの人たちの先に、日本を賑やかにする未来があると信じている。

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| 2009/12/20(Sun)19:59 |
| ダム建設問題 | comments(4) | trackbacks(0) |
設楽町長選挙、ダム推進派が勝利(我々の敗北)
ダム推進派の横山光明氏が当選された。
横山光明 2887
伊奈紘   1067

夏目忠昭  449 

 横山氏は民主党国会議員・鈴木克昌氏の応援に、地元の強みも生かした選挙戦術で大勝に導いた格好である(伊奈候補の生まれは岡崎市)。
 地元の人からは「ダム反対でも上のものがこうだと決めたら逆らえない」という声があり、あるTV番組でも同様の発言が報道されていた。

 その意味では1067人の勇気ある投票に少し救われます。設楽町の4人に1人はこのままじゃいけないって思ってくれたのだから。

 選挙中の話。
 伊奈候補と町内遊説中、少年野球の練習を見に来ていた若い夫人から「ドームを作って!」と言われました。
 建設費・維持費(のちの税金負担)のこと、利用見込みなど考えれば当然要らないものです。

 既に設楽町にはダムマネーで温水プールも出来ているが、一日数人の利用者
 どこまで無駄遣いをすれば気が済むのであろうか。いや、政治家が票欲しさに色よい返事をしてしまうからこそ、出てくる発言なんだと思う。
 (伊奈候補は温水プールはじめ、ハコモノは不要と訴えていました)

 しかし、八方美人的に喋る政治家がまだまだ東三河に沢山いる。この結果は私たち政治を志す者の責任でもある。

 それでも、選挙は結果が全てである。
 伊奈候補の言葉には魅力があった。私を含め、伊奈候補の政策を伝え切れなかった周りの努力不足だったのだろう。悔しいの一言だ。

設楽ダムが出来てしまえば、こんなに素晴らしい自然が死滅してしまう!!
左が寒狭川、右が境川蟹♪すぐに逃がしました清流・寒狭川

 2003年、寒狭川を含む「豊川水系は水質ランキング1位」になっている。
 その上流・寒狭川は、日本一きれいな川といってもいい。ある程度の雨が降っても水が濁らないことで有名です。

 川の水は地中に、横へと染み込み染み出してくることを経て、きれいな水質のまま下流に流れます。
 川の砂や石も流れることで、綺麗なまま下流へ流れ豊な海をつくる。

 ダムができれば川の流れは止まり、藻が繁殖し臭い川となるでしょう。
 干潟も痩せこけ海の幸が減り、赤潮・ヘドロの異臭などの被害も増えるでしょう。
 杉林だけでなく、生態系ゆたかな混生林も湖底に沈む。鳥獣害も一層酷くなるでしょう。


 設楽ダムの建設費は国だけでなく愛知県や豊川市に豊橋市など下流域も含め負担することになっている。

 ダムにお金を払うくらいなら、上流域の豊かな自然を守り、作り直すことに税金を投入していただきたい。
| 2009/10/27(Tue)13:15 |
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