議員の期末手当、掛け算が一つ多くないですか?
議員のボーナスはいくらなのか。
役所に聞けば分かります。
【月額報酬×○ヵ月】
豊川市で言えば、夏1.45ヶ月に冬1.65ヶ月だ。
しかし、この裏にカラクリ有り。
「豊川市議会議員の議員報酬、費用弁償及び期末手当の額並びにその支給に関する条例」という議員ボーナスに関する規定があります。この第5条3項には、こう書かれています。
「期末手当基礎額は~中略~100分の45を乗じて得た額を加算する」
平たく言えば、月報酬額を1.45倍に増やしてから、ボーナス計算をします。
これを基礎額加算と呼ぶそうで、イメージは下記のようになります。
* 議員の期末手当(夏)
【月額報酬】 × 【1.45】 × 【1.45】
* 議員の期末手当(冬)
【月額報酬】 × 【1.45】 × 【1.65】
豊川市議会議員の冬の期末手当をリアルに出すと...
48万円 × 1.45 × 1.65 = 114万6007円。
イメージしている金額よりも多いのではないか。
基礎額加算部分とは職員で言うところの職能給加算のようなものらしいが、調べてみると他の自治体でも採用されていました。
蒲郡市 ⇒ 基礎額加算【1.45倍】
豊橋市 ⇒ 基礎額加算【1.45倍以下】
名古屋市 ⇒ 基礎額加算【1.45倍】
さいたま市⇒ 基礎額加算【1.45倍】
三鷹市 ⇒ 基礎額加算【1.2倍】
都道府県や国会(1.45倍以下)でも同様の制度がありました。
一方で、山形市のように基礎額加算の廃止に動いた所もあるようです。
私が民間企業にいた頃は、当然基礎額加算などなかったし、逆に基本給のみの計算で・・・といって実際の月額給与よりも減らされていたのですが・・・。
「コスト削減だ」「行政改革だ」と、色々言われる議員も多いが、
まず、ご自身のボーナスから見直しては如何だろうか。
千円やそこらの報酬削減だけで満足してはいけませんよ。
2011/12/19 議会改革研究会でこの問題を取り上げたら、基礎加算額の存在を市HPに掲載されました。
役所に聞けば分かります。
【月額報酬×○ヵ月】
豊川市で言えば、夏1.45ヶ月に冬1.65ヶ月だ。
しかし、この裏にカラクリ有り。
「豊川市議会議員の議員報酬、費用弁償及び期末手当の額並びにその支給に関する条例」という議員ボーナスに関する規定があります。この第5条3項には、こう書かれています。
「期末手当基礎額は~中略~100分の45を乗じて得た額を加算する」
平たく言えば、月報酬額を1.45倍に増やしてから、ボーナス計算をします。
これを基礎額加算と呼ぶそうで、イメージは下記のようになります。
* 議員の期末手当(夏)
【月額報酬】 × 【1.45】 × 【1.45】
* 議員の期末手当(冬)
【月額報酬】 × 【1.45】 × 【1.65】
豊川市議会議員の冬の期末手当をリアルに出すと...
48万円 × 1.45 × 1.65 = 114万6007円。
イメージしている金額よりも多いのではないか。
基礎額加算部分とは職員で言うところの職能給加算のようなものらしいが、調べてみると他の自治体でも採用されていました。
蒲郡市 ⇒ 基礎額加算【1.45倍】
豊橋市 ⇒ 基礎額加算【1.45倍以下】
名古屋市 ⇒ 基礎額加算【1.45倍】
さいたま市⇒ 基礎額加算【1.45倍】
三鷹市 ⇒ 基礎額加算【1.2倍】
都道府県や国会(1.45倍以下)でも同様の制度がありました。
一方で、山形市のように基礎額加算の廃止に動いた所もあるようです。
私が民間企業にいた頃は、当然基礎額加算などなかったし、逆に基本給のみの計算で・・・といって実際の月額給与よりも減らされていたのですが・・・。
「コスト削減だ」「行政改革だ」と、色々言われる議員も多いが、
まず、ご自身のボーナスから見直しては如何だろうか。
千円やそこらの報酬削減だけで満足してはいけませんよ。
2011/12/19 議会改革研究会でこの問題を取り上げたら、基礎加算額の存在を市HPに掲載されました。
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