一月三舟
世の中、いろんな事があり、いろんな見方がある。いろんな人間もいる。豊川市議会議員:倉橋英樹のblogです。
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政務活動費を受け取らない理由
 中日新聞様から取材を受けて、4月2日朝刊・東三河版で特集記事になった政務活動費。
 中日20150402政務活動費
 (クリックで拡大します)

 補足も兼ねて、その問題をまとめます。

 ① 領収書添付でも、不正行為は見抜けない 
 政務活動費でコピー用紙を大量に(23万枚)買った議員がいました。会社用に使ったと疑われニュースになっていました。
 議員本人は、議員活動報告紙に使ったと言っています。有り得ない数字ではありません。

 でも、疑えばキリがありません。
 切手代も視察代も、換金や観光に一部使われる可能性があります。
 領収書の添付公開をしても、行政コストだけ増えて疑惑は消えません。


 ② 領収書の添付が地方議会を破壊する 
 二元代表制である地方議会は、市長(執行権者=行政)の監視、チェックが主な仕事であり、市長とは緊張関係にあります。

 当然、行政の不正も調査していくことがあります。
 領収書の添付は即ち、「今あなたの不正を調べています」と行政に報告する事で、馴れ合いそのものです。


 ③ 歴史的にも制度の存在理由はなくなった 
 政務活動費のルーツは、豊川市では「市政調査研究費補助金」という名目で昭和63年に月1万円から始まっています。

 昭和63年当時の豊川市議の月額報酬は37万円でした。
 平成27年、議員報酬は47万9千円にまでアップしています。

 「報酬だけでは足りない」という事で始まったはずの市政調査研究費補助金。
 報酬の大幅アップによって、政務活動費を継続支給する理由も無くなりました。

 ~その他~

 政務活動費は市民への目くらまし。
 報酬とは別に活動費を支給するのは、議員の収入を見え難くします。
 政務活動費を議員報酬に組み入れて考えるべきです。

 その上で、(豊川市の場合)議員報酬800万円が妥当か否かを市民に考えてもらえば良いと思います。
 分かり易い情報提供という視点からも、合算させるべきでしょう。


 「視察ありき」は時代遅れ
 「足を運んで見聞きする以上の情報」がインターネットに詰まっています。

 「現場に行ってこそ先進事例の悪い所も発見できる」という人もいますが、議事録のネット公開や研究者の報告書などには、それも含めて掲載されています。

 ネットで疑問に思う事があっても、電話で十分に答えて頂けます。

 また、他市に行っても自分のまちの状況と違い、そのまま視察で得た見識が使えるかは分かりません。

 自分のまちを歩き、市民の声に耳を傾けてこそ、自分のまちにあった問題点、解決策のヒントが見つかります。

 勿論、視察をするのは自由です。
 しかし、視察する議員にだけ別途お金を支給する必要はありません。

 それぞれ議員のスタイルで市政発展に力を注げばいい。
 その仕事に対する対価は、同じであるべきです。

 そして、議員報酬という同じ対価を貰い、4年毎にその仕事に対する評価を市民から選挙で頂くのです。

 参考:豊川市の政務活動費の使われ方(お菓子など)

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| 2015/04/03(Fri)08:50 |
| 政治経済 | comments(0) | trackbacks(0) |
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