一月三舟
世の中、いろんな事があり、いろんな見方がある。いろんな人間もいる。豊川市議会議員:倉橋英樹のblogです。
201706« 12345678910111213141516171819202122232425262728293031»201708
イスラム国(ISIL)について。
結論はありませんが、備忘録的に書き残しておきます。

日本人2人が殺害され、今後も日本人を狙うそうです。
一部に安倍総理の演説を批判する声もあり、確かに挑発的だったかもしれない。

しかし、世界の宗教哲学、社会環境は様々であり、「日本人としての視野」だけで語れるものでは無い筈です。

【もし、自分がイスラム国側の人間だったら?】
例えば、日本が人道支援を強調したところでお金に色は無い。

イスラム国と対立する有志国が支出するべき「人道支援費用を日本が肩代わり」して、「浮いたお金を軍事に回す」と考えると、日本も十分に攻撃対象ではないか。
(「人道支援ならばよい」という道理の通じる相手なのか?)

また、身代金や人質解放、世界へのアピールが彼らの目的なら、どこの国も狙われる可能性を持つ。
日本を恐喝・宣伝対象としない理由はない。

安倍総理、外務省の配慮不足があったとしても、国会や報道などで多く言及されるほど《根本》問題と言えるのだろうか。

【テロの要求に従うor戦う覚悟はあるか。】
事件発覚後の対応も、要求に従えば身代金がテロ活動の原資になり、テロを拡散します。
人命は算数ではないと言いますが、1人救って10人殺される可能性は十分にある。

その10人に選ばれた人たちに対して、何と言えるのだろうか。
その10人の中に自分や家族が含まれる可能性も覚悟しなければならない。

テロと戦うにしてもやはり覚悟せねばならないが、(私も含め)まだまだ他人事意識が強い。
(国会の議論も何か上っ面な気がした)

【現実的な解決策はあるのか?】
イラク(及びシリア)の国内問題とすれば、各国で内乱鎮圧されるのが望まい。当然それは「他人事」という冷たい態度となる。
また、イスラム国側の主張する領土問題等の根の深さが私には計り知れず、内乱鎮圧が必ずしも正解(みんながハッピー)なのか断言できない。

そして、軍事的に叩いたとしても、残党と怨恨を全て掃討する事は難しく、復讐の連鎖を先送りするようなものにはならないだろうか。

【理想的解決は?】
ジェームスタニスガンディーよろしく非暴力で相手が折れるのを待てば、いつかは和解できるのかもしれない。
かの地域の経済発展を促進し、テロの温床(不満)を少しでも和らげるのも一つの方策でしょうか。

けれど、それまで無抵抗に自分や家族を殺されても許す覚悟がこれまた必要になる。
しかも、無抵抗でイスラム国の主張通りの領土拡張を許してしまった時に、そこで収まる保証も実際にはない。

その時、慌てて叩こうと思っても第三次世界大戦のような規模になる可能性すらあります。

気の遠くなるような時間を掛け、殺され続ける覚悟を持って大博打を打てるか。
理想を想っても、私には自信がありません。

結局は、現実的な解決として、イラク政権を強固にするための支援をし、イラク自身に内戦問題としてイスラム国を駆逐して貰う事が無難となってしまう。


この問題を考えれば考えるほど「最善」が見つかりません・・・
自分自身も含めた「人間の業」として、何とも言い得ぬ気持ちとなってしまいます。
(ガンディーは偉大だ・・・)

にほんブログ村 政治ブログへ
関連記事
| 2015/02/08(Sun)23:45 |
| 政治経済 | comments(0) | trackbacks(0) |
<<特別(障害児)保育が各小学校区に一つへ! │ ホーム │ 平成26年12月議会 討論(ボーナス、解釈改憲、広域連合)>>











管理者にだけ表示を許可する

 │ ホーム │ 
PROFILE

倉橋英樹

RECENT ENTRIES
RECENT COMMENTS
RECENT TRACKBACK
CATEGORIES
ARCHIVES
LINKS
search