一月三舟
世の中、いろんな事があり、いろんな見方がある。いろんな人間もいる。豊川市議会議員:倉橋英樹のblogです。
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新城市議会の迷走について
2014年6月定例市議会の一般質問で、「穴の開いたコンドームの配布」などを提案した長田新城市議の問題。

全員協議会が開かれたと思ったら、問題提起した浅尾洋平市議も問題だとして、「議員の情報発信に制限」を掛けると賛成多数で決めたそうだ。

報道によると言いだしっぺは、元新聞記者の山崎祐一市議(1期目)で理由が凄い。
「議会で問題提起する前に、自らの主観を表に出すのはいかがか。」

自民党も民主党も多くの国会・地方議員がいます。
彼らはもとより、公党の政策集でも良いのですが、議会に提案する前に試案や主観などを公開する事って珍しくはありません。
これを「いかがか」と言いわれても、「良いですね」としか言えません。

因みに、山崎市議も7月9日のFBで「住む人間の構造改革、意識改革の問題」を提起しています。とても良い着眼点だと思いました。
しかし、新城市議会の議事録を見る限りですが、彼はまだこれらの問題意識を議会で提起していないよう見受けられます。

なんということでしょう。
山崎市議は、もうFBで取り上げた素晴らしい問題意識(主観)を議会で提起できなくなってしまったのです!

・・・いや。そんなバカな。
山崎市議は「議員個人の問題を提起する場合は」という意味合いで発言している可能性もあります。その場合も考えてみます。

まず、メリットを考えてみますが・・・
議員の問題情報を統制・隠ぺいする以外のメリットはないでしょう。

しかし、そもそも議員というのは、市や地域全体の利益をまず考えるべきです。

市全体の利益を考えるならば、議員の自浄作用を生むことは「議員の問題を隠ぺいする」よりも、有用である筈です。
また、逆に「的を外れた批判」であったとしても、「的外れな問題提起する議員」として市民に公開されるのである。

市民にとって、選んだ議員の質がよく分かり、今後の選挙行動の参考になる素晴らしいことなのです。

例えば、今回一躍名前を売った浅尾市議。今回の事を色々報告しています。

そこで試しに(?)私が批判してみましょう。
彼はツイッター上で、「いま新城市議会の横暴を感じます。ここに民意はありません。~中略~僕の当面の目標は、日本共産党の仲間を広げる事と、次回の選挙で複数議席を獲得出来るように頑張ること」だとつぶやいた。

民主主義に関わる問題を、自身の所属政党の拡大にこじ付けてしまっています。
浅尾市議の目標は結局、民主主義や市全体の利益よりも、自分や所属組織の利益を優先しているのかと批判できるでしょう。

もっと広範な市民が参加しやすくなるよう、余計な目標は入れずに今回の問題に取り組んで頂きたいものです。

勿論、私は相手が何者であろうと、筋の通る主張は肯定し、必要なら応援もします。
浅尾市議の目標には協力しませんが、民主主義を守る為の主張には同意するところです。

当然ですが、山崎市議にしろ浅尾市議にしろ、私の記事を見たら反論もあることでしょう。
それも含めて、公開の場で議論・意見交換をし、より良い答えに繋がったら、きっとそれは市や地域、民主主義発展の利益になると思います。

いや、自身の不勉強を議会で開陳してしまう前に気付けることすらあるでしょう。(議論の勝敗に拘る必要はありません!)

地域の為にも、自分の為にも
大いに、公開議論すべきなのである。


後は市民が選挙で、必要な議員、不要な議員を選別してくれるでしょう。


最後に、サミュエル・スマイルズの「自助論」を一部転載します。
一国の政治というものは、国民を映し出す鏡です。
政治が国民のレベルより進みすぎている場合には、必ずや国民のレベルまでひきずり下ろされます。
反対に、政治のほうが国民より遅れているなら、政治のレベルは徐々に上がっていくでしょう。

これは水が低きにつくような、ごく自然のなりゆきなのです。
立派な国民には立派な政治、無知で腐敗した国民には腐り果てた政治しか有り得ないのです。

新城市は、反問権の設定や会派制の廃止など進んだ議会改革をしていたと思う。
今後、どちらに流れてゆくのだろうか。

2014/8/22 追記
新城市議会が規制を断念しました。

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