一月三舟
世の中、いろんな事があり、いろんな見方がある。いろんな人間もいる。豊川市議会議員:倉橋英樹のblogです。
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総務委員会~豊川市の崩壊を招く綺麗事の陳情に反対しました~
 本日、私の所属する総務委員会が開催されました。
 審議されたのは以下の三点です。

【1.豊川市職員旅費条例の一部改正】 議案リンク
 東日本大震災によって、被災地に応援に行っている職員のため、移転料などを(今回は国の支出によって)支払う為に、整備されるものです。

倉橋の質疑市答弁
市営住宅の移転料と差異があるが、整合性等検討したのか。国の基準で決めたので、検討はしていません。
移転料が足りないという声も聞く。
実費精算が一番と思うが、国の基準を超えた設定にした場合、国からの支出はどうなるか。
おそらく、全額国から支払われる事になると思います。

 今回は質疑と論点整理だけの委員会でしたので、賛否は取られませんでしたが必要な法改正であることは間違いありません。個人的に気になるのは「金額の根拠をどうとらえるか」でしょう。

【2.豊川市市税条例の一部改正】 議案リンク
 国の地方税法改正に合わせて改正する。延滞税の低減や、住宅借入金等の特別控除の拡大、寄付金税額控除の特例など。

倉橋の質疑市答弁
寄付金の税額控除は、計算の仕方が変わるだけで、住民にとって控除額自体は何も変わらないということで良いか。変わりません。 
寄付金については、何の意味もない改正で無駄に思える。
これによって計算式が煩雑になり、行政コストだけが上がってしまわないか。
システム改修費用はあるかもしれないが、基本的には変わらない。
上位法による強制的な改正であるが、そもそも寄付控除というものは租税原則の一つ、応益原則に反する。
これをもって「無駄な改正は行わない」とできるものか。
出来ません。

 上位法との関係で、自治体・議会として改正せざるを得ないものである。
 寄付金に関する部分以外では、税額控除の拡大など市民にとっても有り難い改正であると思われます。

【3.最低賃金の引上げ、公契約条例の制定などを求める陳情】
 毎年、自治労連の関係する自治体キャラバンなるものから出される陳情書。
 沢山要望事項があるが、総務委員会に付託されたものの中で、特に違和感をもったものを紹介します。

自治体キャラバンの主張(抜粋・意訳)
 ・自治体の臨時・非常勤職員の時間給を1000円以上にせよ。
 ・公共事業従事者を時給1000円以上にするなど、労働条件を確保する公契約条例を制定せよ。
 ・公共事業の最低制限価格(失格基準)を、予定価格の8割以上とせよ。
 ・政府の進める職員の賃下げに追随するな。

 私の意見。
 ・この国を社会主義の国のようにするべきでない。
 ・賃上げよりも、ワークシェアで雇用を守れ(ワークシェアの方が経済的効果が高い)。
 ・公契約条例は、その市発注の工事従事者と外で働く者の賃金格差を生む
 ・自治体や国が必要以上に、企業を統制しようとするのはおかしい。行政コストも上がる。
 ・本市だけ賃金UPさせることは、豊川市だけ高コスト化し、税金も上がる
 ・最低制限価格は、100mを7秒で走ったら失格という「経営努力の否定」である
 ・一国社会主義のソ連は崩壊した。一市社会主義的な政策は、自治体の崩壊につながる。  

 この陳情、「働く者の権利」「生活の向上」「暮らしを守る」など、綺麗な言葉が並べられており、一見賛成しそうになる(良いと思える要望事項も確かにある)。
 しかし、今回指摘したように、現実経済を無視した短絡的思考に基づいたものに見受けられる箇所も散見される。

 審議の結果、不採択となった。

 賛成討論=安間議員
 反対討論=倉橋及び平松議員

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