一月三舟
世の中、いろんな事があり、いろんな見方がある。いろんな人間もいる。豊川市議会議員:倉橋英樹のblogです。
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設楽ダム建設予定地の地質
 11月19日に国土問題研究会の報告があり、私も参加させて頂きました。
 かなり専門的な説明も多くあり、伝えることが非常に難しい。

 それでも、これだけはと言う所を抜粋して紹介したいと思います。 

 
 国は昭和53年から地質調査をはじめ、平成4年の「設楽ダム地質調査検討業務委託報告書」にいくつか懸念事項を掲載していた。

 <ダムサイトの懸念事項>
 ① ダムサイト近傍地域の地質及び地質構造を把握(断層の性状と連続性)。
 ② ダムサイト付近の岩盤・緩み状況風化・被覆状況を把握。
 ③ 松戸集落から西に向けて二重山の成因(大規模な地滑り懸念)を把握。
 ④ ダムサイト上流左岸部に第三紀層と先第三紀層の境界を把握(漏水懸念)。

 <貯水池の懸念事項>
 ① 貯水池左岸に第三紀層が発達しており漏水懸念があり、追加調査必要
 ② 地滑り・崩壊の懸念

 追加調査の必要性が指摘 されているが・・・。
 現在まで調査が行われることなく「安全」 として建設を進めようとしている。


 平成21年度の「設楽ダム地質総合解析業務委託 報告書」もひどかった。
 「孔内傾斜計測」の項があり、問題なしと報告されているのだが・・・。

 これは、地中の変位量を計測したものですが、大きな変位を示していたのにもかかわらず、これを無視していた。カラクリはこうだ。

 弓を想像してほしい。

 弓を真っ直ぐ立てた時、両端を比べるとほぼ揃う。これが「問題なし」の根拠
 実際には、弓は真ん中に近づくと大きく歪み、先端と真ん中ではズレが生じる。これが本当の結果であった。

 つまり、途中にあった地中の変位量を無視 して、先端のみを比べて安全としたのだ。(このズレ方は地層の特徴にも合っていた)
 これは、「建設する」という結論ありきで調査した報告書であり、日本全体の問題だと言えるだろう。

 疑って掛からないと、議員は務まらないなと改めて思った(悲しいけど)。

 また、今までボーリング調査地などで「崩れるから危ない」と我々の現地調査を断っていた横穴もついに見る事が許された。
 その奥には…綺麗な砂が詰まっており、亀裂による空洞を埋めたかのよう。

 なぜ空洞を埋めないといけないのか?
 それは、亀裂や空洞が漏水や地盤の悪さを示すからだろう。

 なぜ、此処に砂が詰まっているのかを問い質すと、随行した専門官は「分かりません」。
 専門官とは何だ?と問えば、 「課長と係長の間です」とのこと。

 これで「安全です」とは、怒りを通り越して笑いが出てしまう。
 他にも色々あるが、長文となるため割愛します。しかし、これだけは伝えたい。

 
設楽ダムは不要どころか危険なものです。

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