公職選挙法を考える市民フォーラム
参加させて頂きました。
会場はもう一息で満席となる状況だったと思う。
フォーラムでの発言内容抜粋。
第一部/石田芳弘元犬山市長の基調講演
*デモクラシーとは何か。
フランス革命は農民や商人という大衆が起こしている。日本の明治維新は、武士階級の革命である。
名もなき、大衆こそが世の中を変える→日本の革命はこれからだ!
*公務員と法律について。
法律は官僚が作っている。
そして、公務員は中央や法律を守ることに目が行っている。新人議員は議会の中で法律論を持って行政幹部を負かすのは無理だが、未来へのビジョンでなら勝てる。
未来を作るのが政治家だ!
しかし、議員にも中央や法律に目が行ってるものも多い。
真に住民側を見ているのは無所属だ。
*議院内閣制での内閣改造
本来、国政選挙で誰が首相になるべきかを選挙で問うべき。首相が辞任した場合、野党に政権の座を譲るべきである。
*その他
スウェーデンは政党政治しかない。個人での選挙運動はなく、全て政党で選挙を行っている→お金を掛けない選挙の一つの例だ。
大まかではあるが上記のような講演をされました。
政党政治に疑問を持っているので、スウェーデンの例だけは良いと思わない。が、その他の事項はとても勉強になりました。
こういう人が自分の県や町の首長になってくれると未来に期待が持てるでしょう!
第二部/パネルディスカッション
パネラーとして参加して、以下のようなこと(抜粋)を話させてもらいました。
*郡部の選挙実態
地域割りがしっかりしているので、区や現職議員さんらで地域ごとに票分けされ、ポット出は「暗黙のルールを破る非常識な人間」として選挙前から悪い噂を流される。
その地域ぐるみの選挙の裏に何があるのか?
そこには「自分の地域に公共事業を」「私の企業に補助金を」と狭い視野での政治を作り上げてしまっているのが垣間見れます。 ここに、無駄な事業がなくならない根本があるのだ。
地域などのグルミ選挙に縛られない・・・組織や誰かの勧めで投票するのではなく、政治家や政策を見て判断する皆さんにこそ、腐敗した政治を正す力がある。
一方で、政治家の姿や政策が見ることの出来ない公職選挙法がある。
*インターネットの利用について
現行の公職選挙法では「選挙期間中の更新」は禁止事項にあたると解釈(総務省見解)されている。
しかし、2008年8月31日に投開票された鹿児島県の阿久根市長選では竹原信一氏が、選挙期間中もブログの更新を続けて当選している。
選管から何度注意されても更新を続け、投票の二日前ごろに警察が警告し、やっと選挙期間中の記事(他候補批判など)を削除した。
開票結果はブログ更新を続けた竹原氏が500票差で当選。
問題は2つ!
1,ネット上での情報発信に、金銭的な負担は殆どないため、公平な情報提供の一つとなりうる。それを違反にしてしまう公職選挙法の問題。
2,一方で、今回の事例は明らかな不公平な情報発信で、公職選挙法違反であるのに、逮捕もされず当選した。
戸別訪問も多くの議員・候補がグレーゾーンで行っている。
選挙法は破ったもの勝ちで、正直者がバカを見ている。
自分のために法律を破るような者が有利になり、筋を通すものが不利になる。汚いことを平気でする政治家を子供たちに見せて、どうして未来に希望や信頼をもてるのか!
その他は続き↓
会場はもう一息で満席となる状況だったと思う。
フォーラムでの発言内容抜粋。
第一部/石田芳弘元犬山市長の基調講演
*デモクラシーとは何か。
フランス革命は農民や商人という大衆が起こしている。日本の明治維新は、武士階級の革命である。
名もなき、大衆こそが世の中を変える→日本の革命はこれからだ!
*公務員と法律について。
法律は官僚が作っている。
そして、公務員は中央や法律を守ることに目が行っている。新人議員は議会の中で法律論を持って行政幹部を負かすのは無理だが、未来へのビジョンでなら勝てる。
未来を作るのが政治家だ!
しかし、議員にも中央や法律に目が行ってるものも多い。
真に住民側を見ているのは無所属だ。
*議院内閣制での内閣改造
本来、国政選挙で誰が首相になるべきかを選挙で問うべき。首相が辞任した場合、野党に政権の座を譲るべきである。
*その他
スウェーデンは政党政治しかない。個人での選挙運動はなく、全て政党で選挙を行っている→お金を掛けない選挙の一つの例だ。
大まかではあるが上記のような講演をされました。
政党政治に疑問を持っているので、スウェーデンの例だけは良いと思わない。が、その他の事項はとても勉強になりました。
こういう人が自分の県や町の首長になってくれると未来に期待が持てるでしょう!
第二部/パネルディスカッション
パネラーとして参加して、以下のようなこと(抜粋)を話させてもらいました。
*郡部の選挙実態
地域割りがしっかりしているので、区や現職議員さんらで地域ごとに票分けされ、ポット出は「暗黙のルールを破る非常識な人間」として選挙前から悪い噂を流される。
その地域ぐるみの選挙の裏に何があるのか?
そこには「自分の地域に公共事業を」「私の企業に補助金を」と狭い視野での政治を作り上げてしまっているのが垣間見れます。 ここに、無駄な事業がなくならない根本があるのだ。
地域などのグルミ選挙に縛られない・・・組織や誰かの勧めで投票するのではなく、政治家や政策を見て判断する皆さんにこそ、腐敗した政治を正す力がある。
一方で、政治家の姿や政策が見ることの出来ない公職選挙法がある。
*インターネットの利用について
現行の公職選挙法では「選挙期間中の更新」は禁止事項にあたると解釈(総務省見解)されている。
しかし、2008年8月31日に投開票された鹿児島県の阿久根市長選では竹原信一氏が、選挙期間中もブログの更新を続けて当選している。
選管から何度注意されても更新を続け、投票の二日前ごろに警察が警告し、やっと選挙期間中の記事(他候補批判など)を削除した。
開票結果はブログ更新を続けた竹原氏が500票差で当選。
問題は2つ!
1,ネット上での情報発信に、金銭的な負担は殆どないため、公平な情報提供の一つとなりうる。それを違反にしてしまう公職選挙法の問題。
2,一方で、今回の事例は明らかな不公平な情報発信で、公職選挙法違反であるのに、逮捕もされず当選した。
戸別訪問も多くの議員・候補がグレーゾーンで行っている。
選挙法は破ったもの勝ちで、正直者がバカを見ている。
自分のために法律を破るような者が有利になり、筋を通すものが不利になる。汚いことを平気でする政治家を子供たちに見せて、どうして未来に希望や信頼をもてるのか!
その他は続き↓